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無人島への旅路〜関ジュ担、松竹座までの苦難〜

 

わたしは悪夢にもがいていた。

インターン先の上司さんになんか問い詰められてたり、毛虫を粘着コロコロですり潰してたり…

 

ハッと目を覚ますと見慣れた時計の針が短いのも長いのも上を向いていた。

アレ?今日なんだっけ…アレ?なんかヤバイ気がする…

アァアアァアアアアアア!!!

そう、わたしはこの13時7分にもう大阪についている予定だったのだ。

 

「馬鹿力」って言葉がこの世にあるけれど本当に発揮した。悩む暇も考え暇もなくバスタオルを用意して素っ裸になってとりあえず風呂に向かった。「冷静になれわたし。公演は夜だ!」と言い聞かせながら。そう、わたしが入るのは2部の17時半から。つまりわたしの住んでいる東京から3時間半かかる松竹座までギリギリ間に合うはず!!!でも問題があった。それは1部公演終了後の時刻に今日のチケットと翌日のチケットの交換取引の約束をしていたのだ。

 

シャワーを浴びながら一度泣いた。わたしが逆の立場で「大幅に遅刻します」何て言われたらドタキャンかもしれないと思うし絶対不安な気持ちになる。めちゃくちゃ迷惑かけるし、もしかしたら交換してもらえないかもしれない。

 

寝坊した理由というか言い訳は、明け方の4時半まで働いていたことにある。実はその前に東京のジャニーズJr.の公演に入り、そのあと映画を観てから出勤していた。帰宅したのが6時だった。勤務先の友人とバイバイする前に「明日起きれる?大丈夫?」って言われたのを思い出した。わたしは余裕そうに「いつものこと〜!」なんて答えていたけれどこの有様…

 

10分もかからず風呂から出て、乗り換え案内を調べる。何にも準備していない今の状況であと15分後に家を出れば17時16分になんば駅に到着する。祈るような気持ちでチケット交換をする方に連絡を入れて、今までしてきた遠征の経験を脳内でフル回転させながら準備をした。髪の毛は濡れたままでも夏だから新幹線までに自然乾燥させよう、あぁショートでよかった…化粧も新幹線ですればよし、双眼鏡とペンライト、ワンピース2枚を取り出して、それに合わせた下着と靴下、洗顔やら化粧品をポーチにもまとめずリュックに打ち込む。ヤベッ文ちゃんのテレビ!!!わたしも見たいし、関西在住のフォロワーさんに録画頼まれてた!!とパニックになりながらTVの録画を入れる。なぜか今日のまいジャニが録れてなくて本日2回目の涙。(誰か焼いてください)そしてトートバッグにチケットと財布、入りきらなかったものを詰め込んで13時40分に家を飛び出した。

 

つづく